こんにちは。
2025年1月に、高知県安芸郡北川村にある「犬吠橋」という橋へ訪れました。「犬吠橋」と書いて「いぬぼうばし」と読みます。
概要
「犬吠橋」は、高知県安芸郡北川村の県道12号(安田東洋線)沿いに存在する鉄橋です。
橋の長さは41メートルです。
1924年(大正13年)に魚梁瀬森林鉄道という森林鉄道の鉄道橋として建設されました。
1961年(昭和36年)まで魚梁瀬森林鉄道の鉄道橋として使われ、その後は県道12号の道路橋として利用されるようになりました。
2009年(平成21年)に、林業技術史上貴重な遺構が良好な状態で残っていることから、国の重要文化財に指定されました。
しかし、2016年(平成28年)9月に橋の一部の鋼材が破断したことで路面が陥没し、落橋の恐れがあることから、全面通行止めとなりました。通行止め後は「犬吠橋」の上流に迂回路が整備されたため、県道12号の通行に支障はありません。
現在は「犬吠橋」の修復保存工事と、近くに新しい橋の建設が行われています。
2019年(平成31年)に行われた「第1回 犬吠橋修復・活用計画策定協議会」の資料によると、「犬吠橋」は歩道橋(自転車歩行車道)として修復し、「犬吠橋」の200メートル下流に車道として新しい橋を建設する計画とのことです。
場所
場所は高知県安芸郡北川村の県道12号線沿いです。
修復中の「犬吠橋」

これが「犬吠橋」です。西側(馬路村側)からの光景です。
路面は剥ぎ取られ、赤色に塗られた鉄骨のみとなっています。

橋の中央部が大きくたわんでいるのが分かります。

橋の手前は、コンクリートブロックと通行止めの看板で封鎖されています。


コンクリートブロックの向こう側には、森林鉄道遺産「犬吠橋」の説明板が立てかけられています。

迂回路から「犬吠橋」を見てみます。

中央部のたわみがよく分かります。

落橋を防ぐために仮設の橋脚で支えられています。



一部の鋼材が破断しています。

橋の下には小川が流れています。

こちらが東側(魚梁瀬ダム側)からの「犬吠橋」です。

中央部のたわみだけでなく、橋全体の鉄骨が歪みや塗装の剥がれが分かります。

こちらもコンクリートブロックで封鎖されています。

東側(魚梁瀬ダム側)から見た迂回路です。橋を大きく迂回する道です。
建設中の車道橋

「犬吠橋」から200メートル下流(魚梁瀬ダム方面)へ行くと、新しい橋が建設中です。

2025年1月時点で、工事用の仮橋を作っているところのようです。


工事用仮橋の横に、新しい橋の橋脚と思われる構造物があります。

何本もの鉄骨を組み合わせて工事用仮橋を作っていることが分かります。

工事用仮橋の上には、大きなクレーンがあります。

急斜面に鉄骨を打ち込んで工事用仮橋ができています。

将来的には、ここに新しい橋が接続される予定です。
まとめ
以上が落橋の恐れがある「犬吠橋」の現地レポです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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