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【高知県香美市】「イジメもやまる日本発祥の地」とは何だったのか-2025年2月記述

高知県

こんにちは。

今回は、「イジメもやまる日本発祥の地」という、かつて高知県香美市土佐山田町に存在した聖地・テーマパークについて調査します。

現在は廃墟と化し、現地は木々に覆われています。

1998年発行の別冊宝島という書籍を入手しました。この書籍には「イジメもやまる日本発祥の地」についての特集記事があるため、これを基に調査していきます。

概要

「イジメもやまる日本発祥の地」は、高知県香美市土佐山田町に存在した聖地・テーマパーク(世間一般的には珍スポット)です。

別冊宝島の特集記事によると、この場所の正式名称は「平和日本お誕生ご所/倭華宮わかみや/日本のルーツ・ヤマトの国センター/とさ若宮日本蓬莱山耶馬台国センター」と記述されています。

「イジメもやまる日本発祥の地」というのは、パンフレットに記載されているキャッチフレーズです。(このブログでは便宜上「イジメもやまる日本発祥の地」と呼びます。)

「イジメもやまる日本発祥の地」はK氏という人物が一人で作り上げ、運営を行っていました

K氏は、この場所で天照大神のお姿や神武天皇ご夫婦の化身など、様々な神様の岩を発見したことから、ここが皇室発祥の地であると確信しました。皇室発祥の地ということは、日本発祥の地でもあるということで聖地としました。

そして、日本発祥の地を多くの人々に知ってもらうべく、楽しみながら古代史の謎や本当の日本史を学ぶことのできるテーマパークを作りました。

内容

テーマパークの内容は、K氏のガイドとともに、おいしい空気を吸いながら山を歩いて「ご所巡り」を行い、正しい日本史や古代史の秘密を学ぶというものです。

ご所巡りとは、七福神、神武天皇、天照大神などの様々な神様のご神体となる岩や巨石を見て回るというものです。

以下のようなものを見ることができたようです。

  • 七福神のご神体(岩・巨石)
  • 神武天皇の台所のまな板(岩)
  • 神武天皇と妻・媛蹈鞴五十鈴媛命(ヒメタタライスズヒメ)の化身(夫婦亀岩)
  • 天照大神の化身(巨石)

さらにテーマパーク内には、手書きでK氏の思想が書かれた鉄板や木板がいたるところに設置されていました。

料金・コース

料金は以下の通りです。

大人1000円 子供500円

小学校付き添い無料

コースは以下の通りです。

「家族連れスクール15分・他」

「小学スクール50分」

「老人会スクール5時間」

開業年と閉業年

「イジメもやまる日本発祥の地」の開業年は1995年と考えられます。

別冊宝島の特集記事では、「三年前、親類が止めるのを振り切って愛犬トチと山に入り、ロビンソン・クルーソーの如く生活しながら、山肌を切り拓き自力でこの日本お誕生ご所等をこさえた。」と記述があります。この取材時、K氏は明治38年生まれの93歳とあります。その3年前は1995年のため、開業年は1995年と考えられます。

閉業年は不明です。こちらの「ニカ家」というサイトに2002年4月に訪問した記事があり、この時点で廃墟の言及があります。そのため2002年4月以前の閉業と考えられます。

【引用】ニカ家「5-4:高知 倭華宮(わかみや)」
https://www.ne.jp/asahi/nikake/usi/nikari/5-4wakamiya.html(2025年2月15日閲覧)

跡地

【高知県香美市】「イジメもやまる日本発祥の地」とは何だったのか-2025年2月記述

2024年10月に「イジメもやまる日本発祥の地」の場所へ訪問してみました。

写真中央、かろうじて痕跡が分かる道の奥に「イジメもやまる日本発祥の地」があると思われます。

ネット上では「イジメもやまる日本発祥の地」の場所について、航空写真では1962年や1975年時点で山中に建物が確認できるとの記述があります

ですが、それは「イジメもやまる日本発祥の地」の近くに存在した白髭神社という神社であり、「イジメもやまる日本発祥の地」に関する建物ではありません

まとめ

ご覧いただきありがとうございました。

【高知県香美市】「イジメもやまる日本発祥の地」謎の儀式を調査-2025年2月記述」へ続きます。

K氏が関わっていた事業「イオン菜」についてはこちら!!
【高知県香美市】若宮の鍾乳洞で栽培されていた「イオン菜」とは何だったのか-2025年2月記述

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